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かるふーる

  • 2007年7月の≪かるふーる≫
    月に一回開催されている“アコーディオン喫茶かるふーる”の様子です。<炭火煎珈琲はるもにあ>のHPでも過去の<かるふーる>の様子をご覧になれます。http://homepage2.nifty.com/harmonie2000/ako.html クリックすると写真は大きくなります。
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2010年1月12日 (火)

故郷(ふるさと)

 私の地域活動での大切なパートナーであるKさんに初めて会った日からもう5年近くになるでしょうか。中学校のイベント会場でアコーディオンを弾いていた私のそばに来て「故郷を弾いていただけませんか?」と声をかけてくださったことがきっかけで、その後、私が月に一度通っている高齢者施設での活動にご一緒してくださるようになりました。アコーディオンが取り持つご縁で本当に素敵な方と出会えました。

 そのKさんの義理のお母様がお亡くなりになって昨日は葬儀・告別式でした。家庭での介護が難しく施設に入居されていたものの、ご家族で頻繁に会いに行かれて寂しくないようにと最後の最後まで寄り添って過ごされたようです。Kさんご夫婦が頻繁にお母様の暮らす施設へ出かけて行って入居者の皆さんと一緒に歌を楽しむ活動もされていることを聞いていたので、私もいつかご一緒させてくださいねとお話をしていながら、日々の雑事に追われて先延ばししてしまい実現をしないうちに、お母様はお亡くなりになってしまいました。そのことをKさんも残念に感じていてくださったようで、葬儀・告別式の最後に参列者の皆さんで「故郷」を歌っていただいてお母様との最後のお別れとしたいのでアコーディオンで伴奏をしてもらえませんかと頼まれました。きっと、お母様とも何度も一緒に歌った曲なのかもしれません。生前には一度もお目にかかることは出来なかったお母様ですが、最後のお見送りの場で自分のアコーディオンが参列者の皆さんの歌声に寄り添うことができるのであれば、そして旅立ってゆかれるお母様の心に届くのであれば、こんな嬉しいことはないと思い、お引き受けしました。

 棺の中へお花を飾りながら、いつまでも名残惜しそうにお母様のお顔を見つめているKさんの悲しみの表情を見ているうちに私の涙線もすっかり緩んでしまい、気がつくと「故郷」の伴奏をしながら涙が止まらなくなっていました。こんなにご家族に愛されて最期まで大切にされたお母様は幸せな人生を送られたことと思います。そして私はKさんには改めて家族同士の愛情の大切さを教えていただいたような気がします。自分の生き方を振り返って、ちょっと立ち止まったり方向転換をするきっかけをくださることの多いKさんとの出会いに、気持ちも新たに感謝をしたいと思いました。

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