映画「愛と哀しみのボレロ」
そのうちに観ようと映画をたくさん録り溜めているハードディスク・レコーダーが時々動かなくなるので、いよいよ寿命が近づいているようです。14年位前の製品なので仕方がないかもしれません。録画したまま未だ観ていない映画を隙間時間を利用して細切れに観ています。
最近観たのはクロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」。初めて観る訳ではないものの、モーリス・ラヴェルの「ボレロ」に合わせてジョルジュ・ドンが踊るラストシーンは記憶にしっかりと残っていましたが、細かい内容はほぼ忘れていました。改めて観て、壮大なストーリーと使われている音楽の豊かさを充分に楽しめました。中でも印象的だったのは、アコーディオンが何回も登場したことです。公開当時に観た際には、アコーディオンという楽器の魅力を未だ知らずにいたので全く記憶になかったのですが、パリの街角やロシアやドイツの風景の中にアコーディオンが何度も出てきました。ボタン式もピアノ鍵盤式もありました。1936年から1980年に渡る時代背景の特に前半の時期には世界各地でアコーディオンが愛されて日常的に使われていたのでしょうか。
音楽担当の一人であるフランシス・レイはご自身がアコーディオンを弾くこともあり、アコーディオンの登場回数が多いのでしょうか。映画の中に登場する盲目のアコーディオン弾きはレイさんらしいです。他の映画でもアコーディオン弾きとして登場することがあるようです。
40年程前の公開当時に亡き夫と共に映画館へ観に行った際に買ったプログラムが探したら見つかりました。
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