「明るい覚悟」落合恵子さん
先週末の「テレビ寺子屋」では75歳になられた落合恵子さんのお話を聞くことができました。昨年秋に出された「明るい覚悟」という本に関するお話でしたが、いろいろと頷ける内容でした。本の帯にお書きになった内容を読み聞かせて下さいましたが、その一部を。
::::::::
老いは時に大いなる喪失を告げてきます。けれど時には、この上なく深い獲得をも運びこんできてくれます。今が幾つでも、自分が望む自分になっていく、その過程・プロセスを惜しまずに省略せずに暮らすこと。そんな自分との密やかな約束を私は「私の明るい覚悟」と呼びます。
::::::::
他にも幾つか心に残った言葉を・・・
::::::::
それぞれが、それぞれの歩幅で歩調で歩いていこうよ。
昨日は過ぎてしまった。明日はまだ来ていない。確かなものは今。ここにある私の今と、今の私なのです。それを取りこぼすことなく、一生懸命生きていく。それしかない。
考えること、想うこと、感じること、進むこと。疲れたらしゃがみ込むことも含めて、全てが生きている証であり、その証が「明るい覚悟」を後ろから支えてくれるのではないかな。
昨日の続きの今日があることは、とても「ありがたい」こと。
::::::::
幾つまで生きるのか、生きられるのか、それは分からないのですが、ある程度の年齢に達すると何らかの覚悟を持っておきたくなりますね。悲壮な覚悟ではなく「明るい覚悟」を持って生きていきたいものだと思います。
●「明るい覚悟」落合恵子 著:https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22190
(2ページほど立ち読みできますよ)
« イヴ・モンタン♪ | トップページ | 『歌声カフェ「空」』2月も中止です »
コメント